毎年、国民栄誉賞を貰った長谷川町子原作の国民的アニメ、サザエさんを見るたびに、そう思う婆でございますよ。
いつから波平やマスオは当たり前のように有給休暇をとって、カツオの宿題(ワカメはちゃんと終えているのはお約束なので、触れもしない)の手伝いをしてるんだろうか?
国民的アニメと言われるちびまる子ちゃんも、似たようなぐうたら展開だけど、こっちは親がそこまでして手伝ってないよね。^^;
サザエさんの8月最終週は、それが見所だ、と言われればそうなのかもしれないけれど。
なんか、正直に真面目に、ワカメみたいに生きてる人が可哀相な気がするのは私だけなんだろうか。
カツオが一家の長男だから、そこまでして手伝う?
今回は逃げたつもりだったのに、出張のバッグの中にまで宿題を押し込まれて、なくなく仕上げたという展開。
「こっちは仕事だったんだ。こんなものテメーでやりやがれこのクソガキ」
とでも言って叩きつけて、タイトルどおり本物の「カツオ宿題地獄」にしてくれれば笑ってやったのに。
ただでさえサザエさんはファンタジーなのに。
ああいうどうでもいいとこだけリアリティー?
いや、アレもファンタジーって言いたいのか?
親が宿題やってるんじゃ、中高生になった時どうする気なんだろ一体。
カツオはファンタジー世界の住人で、半世紀近く立っても永遠の小学生だけど。
現実の子供は大人になるんだよな。
サザエさんも、夢やノスタルジーもいいけど、現実の毒も必要だと思うよ。
と、夏休みの宿題は9月頭まで完成してなかった婆がぼやいてみました。^^;
PS:子供の頃からカツオとノリスケが大嫌いなものでいつもこの時期はイラッとしてました。(笑)
PR