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学校から電話があり、先日の不手際のあった書類が用意出来たので取りに来て欲しいとのこと。
先生は今回は職員会議だそうで。
まあ、もう会いたくもないので構わないんですけど。
ついでに、子がロッカーに置きっぱなしにしている教科書の類を全部回収しに行くことに。
会いたい友達とメールで連絡しながら学校へ辿り着くと、子はひとり、帰路につく生徒と逆行して校舎に入っていきました。
私は事務室で書類を貰って。
ものの三分も掛かりませんでした。
中身は封印されていて見ることも出来ません。
今度不手際があったら、呪ってやる。
40分ほど経過して、子が重いカバンを抱えて戻ってきました。
「手紙貰ったよ。すごい。便箋四枚も」
あんたが留年しないように、先生に質問しに行ってくれた子だから。
一緒に卒業しようって言ってたから。
本当はとっても寂しいのかもしれない。
手紙をくれた子も、うちの子も。
「みんななんか言っとった?」
「◎◎が選んだ道やから、仕方ないって」
「そっか」
大学並みの敷地と施設を誇るこの高校。
入学式とか、近いゆえの送り迎いとか。
この夏の修学旅行とか。
なんだかいろんな想い出がこみ上げてきて。
でもきっと子はもっともっと辛いはず。
アクセルを踏んで、校門を出たら、もうお別れ。
たぶん。もう、来ないでしょう。
I総合学園高等学校。さようなら。
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