今日は、子の調子が悪そうだった。
昨日、近所のコンビニが求人募集をしていたので、早いとは思ったがバイトを探している子によかれと、アポを取り付けた。
今朝、店長に宛てて子が電話したところ、条件が合わなかったそうだ。
昼に再放送しているドラマの録画を撮り損ねていた。
悪い事は重なるものだ。
通信制の授業代わりのプリントをやるのを、非常に嫌がっていた。
封筒の宛名書きの単調な作業に、非常に苛立っていた。
相変らず金遣いが荒く、馬のように食べまくっていた。
相当イライラしているのだろう。
草むしりをしていたら少し手伝ってくれた。
近所の駅に電車がとまり、坂道を学生が登っていく。
子の同級生が何人か、登っていった。
思った。
子どもは高校生活を、とても苦しく感じていた。
友達も誰もいない進学コースで、孤独で、そこに病気が発症して、結果、別の学校の通信制を選択することになってしまった。
もし私が、進学を進めなかったら。
子は病気になっていなかったかもしれない。
あの電車で、元気に帰宅していたかもしれない。
高校三年生になっていたかもしれない。
今朝のバイトの話だってそうだ。
私が良かれと思って余計な事をしたから、子の気分が下がってしまったのだろう。
もう子どもには、何もせずにそっとしてやるべきなんだろう。
今があるのは、私のせいだ。
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